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お知らせ

2024.06.02

弁護士法服を期間限定展示中です

現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・寅子が、オープニングや本編で「弁護士の法服」を着用しています。

日本絹の里でも、11年前に県内の方の寄贈により「弁護士法服」を収蔵しており、現在、常設展エリアにて期間限定で展示しています。

展示期間は7月8日(月)までを予定しています。ぜひこの機会にご覧ください。

当館収蔵品(寄贈品)「弁護士法服」2点

年代:明治後期~昭和初期/材質:絹/付属品:帽子

弁護士の法服は、明治政府の近代法政整備の一環で、明治26(1893)年、西洋に習って導入されました。法服は、裁判所において裁判官、検事、書記、弁護士が衣服の上から着用しました。

デザイン考案は現・群馬県桐生市出身の黒川真頼(1829-1906、当時は東京美術学校教諭)。

襟元の模様と刺繍の色で区別され、裁判官が紫、検事が赤、書記が緑、弁護士が白と定められていました。 ※当館収蔵品は、寄贈の時点より白い刺繍の部分が経年のため金色のように見えています。