第70回特別展「いせさき銘仙の美力」のご案内

第70回特別展 「いせさき銘仙の美力」のご案内。

群馬県伊勢崎地域は、赤城山の裾野に広がる養蚕産地に位置し、江戸時代より絹織物や生糸などが盛んに取引されたました。明治時代になると、染め・織りの技術が進歩し、現在の伊勢崎絣へつながる様々な技法が生み出され、繊細かつ洗練された絣模様は「銘仙」と呼ばれるようになりました。庶民感覚に端を発する斬新な意匠・デザインは、それまでの着物の概念を変え、絹を身近な存在として定着させ、明治から昭和にかけて一世を風靡しました。そして、数十年の時を経た今でも強い「美力」を放ち人々を魅了し続けています。

 今回は、伝統ある群馬県の織物が持つ色・柄をいかしたピンワークドレスなどの大胆でモダンなコーディネートを紹介し、革新的な「いせさき銘仙の美力」をご堪能いただきます。また、伊勢崎銘仙をはじめ、着物柄染色の型紙職人だった伊藤正義氏の現代アート切り絵「刀刻」作品も併せてご鑑賞ください。

チラシがダウンロードできます。(4/13)

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いせさき銘仙の美力

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